ＮＨＫ会長「ひよっこ」オープニングを評価「見れば見るほどいろいろな工夫がある」

ＮＨＫの上田会長
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　ＮＨＫの上田良一会長（６７）が１１日、渋谷区の同局で定例会見を開き、女優・有村架純（２４）がヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」について言及した。

　同作について「毎日観ているが内容もすばらしいと思う。私がたどってきた時代を追体験することがあって、なつかしく観ている」と作品の内容を評価したが、さらに絶賛したのがオープニングだった。

　桑田佳祐が歌う主題歌「若い広場」の歌詞については「読み取りにくくて、聴き取りにくいというか。なかなか難しい。どういう歌詞なのか調べてもらったが意味不明なところもある」と苦笑いで打ち明けたが、メロディーは「軽快で清々しい朝を迎えるには素晴らしい」と好感。また、ミニチュアとＣＧを組み合わせた映像にも触れ「目を凝らすと味わい深いものになっている。見れば見るほどいろいろな工夫がしてあって、楽しいオープニングになっている」と称賛した。

　視聴率ではこれまで苦戦が続いているが、タイムシフトでの視聴を合わせれば「ゆうに２０％を超えている。そういう意味では楽しんでいただいていると思います」とも。同局の木田放送局長が先月の定例会見で「火山のマグマ溜まりにだんだん詰まってきていていずれ爆発する機会をうかがっている」と話したことを振り返り「いつ噴火するか楽しみにしております」と話した。