お笑いバトル勝者には“朝ドラ出演権” NHK大阪がオーディション番組

[ 2017年5月11日 17:04 ]

朝ドラ出演を狙う「プリマ旦那」の野村尚平(左)と河野良祐
Photo By 提供写真

 NHK大阪放送局で11日、定例の局長会見があり、若手芸人が朝ドラ出演をかけて戦うオーディション番組が発表された。

 6月3日放送の「谷4爆笑養成所」(後11・25、関西ローカル)で、ケンドーコバヤシ(44)らが司会。お笑いコンビ「祇園」「霜降り明星」「プリマ旦那」の3組が出演し、「30秒ネタ動画」「生放送でナマネタ披露」「テーマで漫才やコントを作成し披露」と3部門で争って、視聴者の投票で勝者を決める。勝者には10月2日スタートの連続テレビ小説ドラ「わろてんか」(月〜土曜前8・00)への出演権が与えられる。

 若手芸人にブレイクするチャンスを与えようという企画。「エキストラでも、通行人でも、何らかの形で出演してもらいます」と制作部・佐橋陽一チーフプロデューサーは説明。だが、角英夫局長は「ぜひ、それなりの役をやらせてあげたい」と“チョイ役”でない格上げを指示した。「歴史好き芸人さんも多いので、歴史秘話ヒストリアの再現ドラマなんかの出演も」と佐橋チーフプロデューサーは番組のシリーズ化を狙っている。

 また、5月27日に番組ナレーションが一切ないドキュメンタリー番組、ノーナレ「ミアタリ」(後10・20)が初めて大阪制作で放送される。街に潜む逃亡者、指名手配犯を記憶、目、足だけで大都会の喧噪の中から探し出す通称「ミアタリ」と呼ばれる刑事にスポットを当てる。番組中で実際に指名手配版を逮捕する瞬間も。科学的捜査が進む警察捜査だが、アナログ手法の重要性が見直されている。

続きを表示

2017年5月11日のニュース