綾野剛「フランケンシュタインの恋」で初めて尽くしの挑戦「とても楽しみ」

[ 2017年3月2日 21:40 ]

「フランケンシュタインの恋」で主演を務める綾野剛(C)日本テレビ
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 俳優の綾野剛(35)が4月スタートの日本テレビ系「フランケンシュタインの恋」(日曜後10・00)で主演を務める。有名なフランケンシュタインの物語を現代の日本を舞台にオリジナルラブストーリー化。同局の連続ドラマでは初主演となり「王道のラブストーリーに挑むのも初めて、もちろん怪物役も初めてで、 初めて尽くしの作品になるので、とても楽しみです」と意気込みを語った。

 100年前、ある事件をきっかけに生み出された“怪物”は100年間ひっそりと森の奥で生きていた。2017年の日本で、心優しい“怪物”は若い人間の女性に恋をする。だが“怪物”には秘密があった。人間に触れることができないのだ。人間への温かい感情が、やがて怪物を苦しめていくことになる…。

 綾野は「台本を読ませていただいて感じたのは“本当にこれをやるのか?できるのか?”という驚きでした」と述べてから「愛おしい怪物を生きたいと思っていますし、怪物が人と出会い、人を知り、世界を知っていく、王道のラブストーリーですので、視聴者の方がむずがゆくなるような、時に切なく、時に共感できるような怪物、物語を皆さんにお届けします」と役柄への思いを明かした。

 “怪物”と恋するヒロイン・津軽継実役を女優の二階堂ふみ(22)が演じる。大学で農学部に通い「菌」を研究するリケジョで、“怪物”の抱える秘密を知らぬまま惹かれていく。「非人間とのラブストーリーと聞いて、名作『シザーハンズ』を思い出しました。怪物さんという未知なるお相手にドキドキしています」と撮影を心待ちにしている。

 物語の中で綾野と二階堂と“三角関係”となる男を俳優・柳楽優弥(26)が熱演する。ヒロインに恋心を抱く大学院生・稲庭聖哉は、ライバルである“怪物”と一緒に暮らすことになるが、なにかと世話を焼き友情が芽生えていく。“怪物”と自身を比べ、自分の方が「偽物の人間」と感じたり“怪物”に嫉妬したりする人間くさい男だ。作品に対して柳楽は「綾野さんや、尊敬する大先輩方をはじめとするキャストのみなさんと撮影期間を共に過ごせると思うと嬉しい気持ちで一杯です。可愛らしくユーモア満載でありながら、人間の本質も鋭くついた今作の世界観を精一杯楽しみたいと思います」とコメント。切なくもおかしい“怪物の物語”に注目だ。

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