市川海老蔵「直虎」で織田信長役 14年ぶり大河「懐かしい場所に帰ってきた」

[ 2017年3月2日 11:00 ]

「おんな城主 直虎」で織田信長を演じる市川海老蔵(C)NHK
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 NHKは2日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が同局大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)に織田信長役で出演すると発表した。

 海老蔵の大河ドラマ出演は主役を務めた2003年の「武蔵 MUSASHI」以来14年ぶり。「久しぶりに大河のスタジオで撮影をして、懐かしい場所に帰ってきたなという思いです。今回演じる役は織田信長。過去にも舞台で演じた経験はありますが、計り知れない“強さ”と“怖さ”を持った魅力ある男だと思います。楽しみにしていてください」と意気込みを寄せた。

 制作統括の岡本幸江チーフ・プロデューサーは「その場にいるだけで他を圧倒する人物。織田信長が放つ強烈な存在感を、これだけの説得力を持って演じてくださるのは市川海老蔵さんしかいない。そう確信して熱烈なラブコールを送りました」と起用意図を説明。「エネルギーにあふれて気短、とてつもなく恐ろしく、かつ息をのむほど美しい。そんな海老蔵さんならではの信長が誕生します。登場まで今しばらく、お楽しみに」とコメントしている。

 今作では、主人公・直虎(柴咲コウ)と同時代を生きた最も有名な戦国武将となる信長。5日放送の第9回「桶狭間に死す」では桶狭間の戦いが描かれ、圧倒的な兵力を誇った今川義元(春風亭昇太)が織田軍と激突する。“海老蔵信長”の登場シーンはいつになるのか、どのような演技を見せるのか。今後の展開から目が離せない。

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2017年3月2日のニュース