ロンブー淳 縮こまった芸能界に警鐘「卵のパックみたい」

[ 2017年2月25日 09:00 ]

新書「日本人失格」を手にする「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳
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 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(43)がこのほど、新書「日本人失格」(集英社)を発売。同社で記者の囲み取材に応じ、日本について、芸能界について自身の思いを語った。

 自分の意見がストレートに伝えられない、無駄なことが多い、息詰まることが多いなど日本社会へ物申した一冊。「自分の意見を押し殺して他人の意見に合わせつつ同調しながら生きていく人」が“日本人合格”だと強烈に皮肉り、「それなら僕は失格でいい」と言い放つ。

 一見好き放題やっているようにも思える芸能界にもモラルが求められ、閉塞感が蔓延(まんえん)していると警鐘を鳴らす。「僕はもともとモラルない人間だから(芸能界に)飛び込んできているのに、そんな人にモラルを求めるかと。卵のパックみたいに、同じものを同じ容器に入れて売り出しているのは芸能界自体を苦しめている。もっと暴れん坊がいていいし、聖人君子もいていい」と主張した。

 芸能人が自由に振舞えず縮こまってしまうのは「ネットで負の声が大きくなるのを恐れて、何も打ち出さない方が得だ」と考えるから。その正反対を突き進む淳は「僕は思ったことを自分の口で言いたい。こんな本出して損だなと思うんですけど」と苦笑した。

 テレビ番組の視聴率が取りづらくなっている中、どうしても人数の多いシニア層を狙う番組も多い。だが、「おじいちゃんおばあちゃんに合わせたテレビプログラムもあっていいけど、それだけだと若者が面白くない。でも、若者をターゲットにすると視聴率が取れない」と構造的な苦しさを指摘した上で「若者の文化を作れないメディアは衰退してなくなってしまう」と自身のメインフィールドであるテレビを愛しているがゆえに、痛烈なメッセージを送った。

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