沢尻エリカ「母になる」撮入 21歳設定に苦労 元夫役は藤木直人

[ 2017年2月21日 11:30 ]

「母になる」で共演する藤木直人と沢尻エリカ(C)日本テレビ
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 女優の沢尻エリカ(30)が3年ぶりに連続ドラマ主演を務める4月期の日本テレビ「母になる」(水曜後10・00)が21日までにクランクインした。ヒロインの元夫役は俳優の藤木直人(44)。撮影初日は2人が出会った16年前のシーンで、沢尻は「大変なのは(16年前の設定で)ちゃんと21歳に見えているかな?ということですね」と笑った。

 沢尻は、誘拐された3歳の息子が9年ぶりに保護され、母子関係を再構築しようともがくヒロイン・柏崎結衣を演じる。沢尻とともに小池栄子(36)板谷由夏(41)扮する3人の女性が、それぞれ“母”として成長する姿を、「夏子の酒」「みにくいアヒルの子」「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家・水橋文美江氏が紡ぐ。

 撮影初日は、結衣と柏崎陽一(藤木)が出会った書店のシーン。雑貨屋やカフェのようなオシャレな店内に書籍が所狭しと並び、陽一は店員の結衣に本を注文をする。

 藤木は「プロデューサーも脚本家も以前『ホタルノヒカリ』でご一緒していた方なので、また声を掛けていただいて光栄です。また、現代社会でこれだけ家族の在り方が多様化する中で、この『母になる…とは?』というテーマを描いていくのはとてもおもしろいし、女性の方は特に興味を持っていただけると思います」と意気込み。

 沢尻との共演には「12年ほど前にドラマでご一緒したことがあるのですが、沢尻さんは当時から既に大人でしたね。大変な役柄なのに、しっかりとしていて、すごいなと感心していました。今回、まさか夫婦役をやらせていただけるなんて思ってもいなかったので、足を引っ張らないように頑張りたいです」と張り切っている。

 沢尻は「(初日の)撮影場所が個性豊かで、独特の雰囲気があってすごく気に入りました。やっていく中で少しずつ役の感じがつかめてきました」と手応え。藤木については「以前のドラマの現場では、役柄のせいもあって、お話をした記憶があまりないのですが、印象はすごく知的な方というイメージです。今回の陽一という役にもすごくピッタリだなと思いました」と話している。

 共演は風吹ジュン(64)浅野和之(63)高橋メアリージュン(29)藤澤遥(11)望月歩(16)ら。

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2017年2月21日のニュース