船村徹さん“追悼全集”6月に発売 100曲以上収録

[ 2017年2月19日 08:26 ]

作曲家の船村徹さん
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 心不全のため、作曲家の船村徹さん(享年84)が16日に亡くなったことが発表されてから一夜明けた18日、遺族らが神奈川県藤沢市の自宅に安置されていた遺体を納棺した。関係者によると、この日もゆかりの音楽関係者が自宅を訪れ別れを惜しんだ。

 日本歌謡史に残る名作を収録する追悼セットの発売も決まった。生前に専属契約していたレコード会社「日本コロムビア」が6月7日に、100曲以上を収録した6枚組CDボックスセット「船村徹大全集(仮)」を発売することを決定。元々昨年の文化勲章受章を記念して企画されていたが、関係者は「結果的に追悼版という位置づけになる」と話す。

 また内弟子だった演歌歌手の走裕介(43)によると、若手の門下生の間で「追悼コンサートのような行事を開催できれば」という声も上がっているという。

 NHKは、21日放送の「うたコン」(火曜後7・30)の内容を変更し、船村さんの追悼コーナーを設けることを決めた。弟子の鳥羽一郎(64)が急きょ出演し「兄弟船」を歌うほか、名曲を映像で振り返る。

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2017年2月19日のニュース