米良美一「精霊の守り人」でドラマ初出演 推定100歳超の役に「おいしい」

[ 2017年1月15日 13:31 ]

大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」出演者発表会見に役衣装で出席した米良美一
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 歌手の米良美一(45)が女優の綾瀬はるか(31)が主演するNHKの大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」(11月スタート、総合、全9回)でドラマ初出演を果たすことが15日、わかった。同日行われた同作の出演者発表会見で明らかになった。

 作家・上橋菜穂子さん原作の長編ファンタジーのドラマ化のシリーズ第3弾。架空の国を舞台に、王チャグムを連れて逃避行する用心棒・バルサの冒険を描く。第3シリーズからの出演となる米良は綾瀬演じるバルサの出身国であるカンバル王国の全牧童の最長老・トト役を演じる。

 米良は「推定年齢百何十歳で子どものような身体をした、まさに私以外にはなかなか難しいだろうと自負している役です。私が持って生まれたものがそのまま生かせるおいしい役だなと。なかなか他の方がやるような配役は絶対回ってこないので、最高のチャンスをいただけて嬉しいなと思った」とキッパリ。

 米良は14年末にくも膜下出血を発症したこともあり、クランインは体調を考慮し、スタジオのセットでの山頂での撮影だったと明かし、「私の一身上の都合でロケがちょっと困難だということで、NHKさんが素晴らしいセットをこさえてくださった。足元が険しいので、放送事故みたいにならないようにと、精一杯になったが、お芝居をしているうちにドラマの素晴らしさに引きこまれて、自分の中に眠っているものを引き出されたような気持ちです。周りの皆さんにご迷惑をかけない、記憶のおぼろげさを闘いながら頑張っています」と意気込んだ。

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