鹿賀丈史「平さんに負けない芝居を」 突然の代役オファーにも前向き

[ 2017年1月15日 13:53 ]

大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」出演者発表会見に役衣装で出席した綾瀬はるか(左)と鹿賀丈史
Photo By スポニチ

 女優の綾瀬はるか(31)が主演するNHKの大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」(11月スタート、総合、全9回)の出演者発表会見が15日、都内のスタジオで行われ、昨年10月に亡くなった平幹二朗さん(享年82)の代役として加わる鹿賀丈史(66)のほか、渡辺いっけい(54)、米良美一(45)、花總まり(43)、武田鉄矢(67)らがお披露目された。

 作家・上橋菜穂子さん原作の長編ファンタジーのドラマ化のシリーズ第3弾。架空の国を舞台に、王チャグムを連れて逃避行する用心棒・バルサの冒険を描く。鹿賀は平さんが第2シーズンまで演じていた帝(みかど)を補佐して政治をつかさどる聖導師役を引き継ぐ。

 鹿賀は「平さんの後を継いでやることになります。平さんの持ってらっしゃる芝居に対する真しな姿勢、また独特の個性、迫力を少しでもお見せできれば」とあいさつ。「平さんのことがありましたから、いきなりこのお話をいただきまして、その時は台本も読んでいなかった。引き受けた後に本を読み、平さんがどのようになさったのがいろいろ想像しました」と突然のオファーを振り返り、「(役柄は)はっきり言って難しいです。その辺はしっかりと本を読み込み、声を出し、体で表現できるような、そういう人物像に平さんに負けないような芝居をしたい。テレビというより、舞台でシェイクスピアをやるようなイメージで演じられたら」と意気込みを語った。

 シリーズ第2弾となる「精霊の守り人 悲しき破壊神」(土曜後9・00)は21日にスタートする。会見には東出昌大(28)、板垣瑞生(16)も出席した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月15日のニュース