ハイレベルな“逆輸入アイドル” 競争勝ち抜く人気と実力 

[ 2017年1月1日 18:25 ]

「PENTAGON」のYUTO
Photo By 提供写真

 ディーン・フジオカ(36)に大谷亮平(36)と「逆輸入」旋風が吹き荒れた昨年。今回は韓国から、現地で大きな支持を集め、早ければ17年にも日本でのブレイクが期待される“逆輸入アイドル”をピックアップする。

 BIGBANGや東方神起、少女時代などの活躍を目のあたりにしてきた若い世代がアイドルを夢見て渡韓。群雄割拠の韓国の音楽業界で、人気と実力を兼ね備えた次世代のアイドルとして切磋琢磨する日々を送る。

 YUTO(ユウト、18)は韓・中・日、混成の10人組ボーイズグループ「PENTAGON」のメンバーとして活動。1メートル82センチとモデル顔負けのスタイルを誇るYUTOの特技はラップ。K−POPのアーティストに憧れ、単身で韓国に渡り、現所属事務所であるCUBEエンターテインメントの練習生に。メンバーを選出するサバイバル番組を経て、昨年10月に待望のデビューを果たした。

 デビューアルバムは発売1週間で初回分が完売。高い注目度を浴び、同年12月には日本で初公演。デビューからわずか2カ月にもかかわらず公演は大盛況に終わり、新時代の到来を予感させるものとなった。

 9人組ガールズグループ「TWICE」にはMOMO(モモ、20)、SANA(サナ、20)、MINA(ミナ、19)の3人が所属。オーディション番組で熾烈な競争を勝ち抜いた9人は15年10月に「THE STORY BEGINS」を引っ提げデビュー。動画共有サイト「YouTube」で公開されたタイトル曲「Like OOH−AHH」のMVは再生回数1億回を突破し、韓国のアーティストのデビュー曲としては初の快挙となった。

 そしてデビューから約2カ月で「Mnet Asian Music Awards」の「女性新人賞」を受賞。その後もヒット曲を飛ばし、デビューから14カ月でアルバムの総販売数は63万枚を超えるなど、快進撃を続けている。日本進出の時期は現時点では未定。しかし、昨年4月に「KCON JAPAN」、同年9月には「JYP Nation in japan 2016」と2回の来日をすでに果たしており、日本デビューが心待ちにされる。

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