「ラーメンズ」コント100本を動画公開!広告収入で災害復興支援

[ 2017年1月1日 09:58 ]

ラーメンズの小林賢太郎(左)と片桐仁(2000年撮影)
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 舞台を中心に活躍し、新しい形の笑いを追求している小林賢太郎(43)と片桐仁(43)によるお笑いグループ「ラーメンズ」のコント100本が1日、YouTubeにアップされた。小林が公式サイトで発表した。災害復興支援のための“無料”公開。その“男気”に、お笑いファンから大きな反響を呼んでいる。

 小林は「謹賀新年。さてさて、ラーメンズ全17公演のうち、100本のコントが映像ソフト化されているのですが、本日2017年1月1日、全部YouTubeにアップしました」と報告。

 「なお、これによる広告収入は、日本赤十字社を通じ、各地での災害の復興に役立てていただきます。この計画を実現させるにあたって、たくさんの方々にご理解とご協力をいただきました。関係者のみなさま、本当にありがとうございました」と企画意図を明かし「時間はかかりましたが、やっと実現にこぎつけました。よかったら再生してくださいね。本年も、どうぞよろしくお願いします」と呼び掛けた。

 1996年に多摩美術大学版画科の同級生だった2人が結成。99年に始まったNHK「爆笑オンエアバトル」で知名度を上げた。98年から17回を重ねた本公演(舞台)は毎回、チケット入手困難。唯一無二の世界観と存在感でカリスマ的な人気を誇る。

 2009年の第17回公演「TOWER」以降、小林はソロ公演「POTSUNEN」シリーズや演劇プロデュース公演「KKP」シリーズなど、精力的に活動。その作風は「アート」と称され、欧州など海外からも高く評価される。片桐は俳優として昨年4月期のTBS日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」などのテレビドラマや舞台に引く手あまた。

 2人は昨年6月に放送されたNHK BSプレミアム「小林賢太郎テレビ8〜wonderland〜」で7年ぶりに共演。大きな話題を集めた。

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2017年1月1日のニュース