西村雅彦、イベントで「黙れ小童!」連発!裏話も披露しファン大喜び

[ 2016年12月17日 16:01 ]

(前列左から)長野里美、栗原英雄、中原丈雄、西村雅彦、大野泰広、小栗さくら(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の最終回(18日)を前に、真田家発祥の地・長野県上田市で開催中の6日間連続トークショー「『真田丸』トーク!トーク!トーク〜毎日ライブin信州上田」の最終日イベントが17日、行われた。

 最終日の一部は「室賀暗殺について語るひととき」というテーマで真田昌幸の幼なじみの国衆・室賀正武役を演じた西村雅彦(56)、幸村に最後まで従った重臣・高梨内記役を演じた中原丈雄(65)、幸村のおじで調略の達人・真田信尹役を演じた栗原英雄(51)が登壇。 西村は視聴者の間で大きな話題になった決めぜりふ「黙れ小童(こわっぱ)!」を冒頭あいさつでいきなり2回披露し、会場を沸かせた。

 トークテーマは第11回で描かれた真田昌幸と同じ信濃の国衆、室賀が真田家の祝言に呼び出されて暗殺されたシーンについて。西村は「小さい国衆の室賀は徳川に楯突くことはできなかった。一族を守るため、徳川の命令で仕方なく幼なじみの昌幸を暗殺しに行き、返り討ちにあった。とても悲痛な思いを持っていたと思う」と室賀の心情に思いを馳せた。

 一方、このシーンで室賀にとどめを刺す役目だった中原は「生き抜くために昔から知っている人を殺さないといけない。辛い時代の侍の生き方が表れたシーンだと思う。」と話した。

 また、室賀が徳川と通じているという情報を昌幸にもたらす役目だった栗原は「お互い全ては家を守るためのこと。『真田丸』の前半は家族の物語だったが、家族を守るために悲しみ、苦しみがうごめくということが顕著に見えた回だった」と振り返った。

 シリアスなテーマのトークショーだが、後半は室賀の代名詞となった「黙れ小童!」が話題となり大盛り上がり。西村は「1回目、2回目のこのせりふの収録で“やりすぎたかな”と思い、一度リハーサルでテンション低めでこのせりふを言ってみた。しかしスタッフから『それは違います』と言われたので、それ以降全力でぶちかましました」と裏話を披露。最後には全力の「黙れ小童!」を5回も叫び、会場からは大きな拍手と歓声が贈られた。

 「真田丸」最終回は、あす18日にBSプレミアムで午後6時から、総合で午後8時から55分の拡大バージョンで放送される。

 連日のトークショーイベントはダイジェスト動画を公式サイトで配信中。

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