柴咲コウ、断ってきた“冬ロケ”を決断「脚本と共演を見て“やろう”と」

[ 2016年10月31日 13:18 ]

柴咲コウ

 女優の柴咲コウ(35)主演で5日に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ「氷の轍」(9・00)の制作発表会見が31日、都内で行われた。

 原作は直木賞作家桜木紫乃氏の書き下ろし。北海道の大自然を舞台にサスペンスの謎解き要素を織り交ぜながら壮大なスケールで描いた人間ドラマ。

 2月に釧路で撮影。柴咲は「寒さにめちゃくちゃ弱くて冬の撮影はできるだけ断っていたんですけど、このロケは脚本と共演陣の名前を見て“やろう”と思って出演しました」と覚悟のロケだったと強調。「現地の気候や雰囲気を肌で感じられたので、現地の方に見ていただいても違和感のないものになっていると思います。素敵な共演陣で紡ぎ出す芝居を是非堪能していただければと思います」と作品の仕上がりに満足した様子だった。

 沢村一樹(49)はオフの日に柴咲と釧路湿原に行った思い出を披露。「しゃがんだ柴咲さんと同じサイズの大鷲を見つけたのがすごく印象に残っています」と話した。

 「炉端焼きの店にずっと行っていた」という余貴美子(60)が「シシャモが本当においしくて、北海道が大好きになりました」と言えば、宮本信子(71)は「釧路では花粉症にならなかった。撮影の合い間でもマスクなしでいられて非常に気に入りました」とそれぞれが北の大地の魅力を懐かしそうに語った。

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2016年10月31日のニュース