「真田丸」総合視聴率は大台超え連発!朝ドラと並びタイムシフト高く

[ 2016年10月25日 14:40 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」の主演を務める堺雅人
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 今月16日に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第41話「入城」の総合視聴率が20・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。16日放送分はリアルタイム視聴率が15・4%、タイムシフト視聴率が5・9%で、総合視聴率は20・5%となった。

 前週の第40話(9日放送)はリアルタイム視聴率が15・0%、タイムシフト視聴率が6・7%で、総合視聴率は20・9%。日曜午後8時の“激戦区”で2週連続の“大台”突破となった。

 24日に定例会見を行った木田幸紀放送総局長によると、タイムシフト視聴率の数字は「ほとんどが1%に行かない」といい、多くの番組は0・1%以下。その中、連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)と並び「真田丸」も6%前後で「圧倒的に高い」と驚いている。

 「真田丸」は本放送より2時間早くオンエアされるBSプレミアムも人気。「3%台で健闘、4%台で異例」といわれる中、5%台を連発。第40話は4・3%、第41話は自己最高の5・8%をマークした。総合視聴率、BS視聴率から見ると、視聴実数は相当数に上るとみられる。

 ビデオリサーチ社が今月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「タイムシフト視聴率」と「総合視聴率」を新しい指標として採り入れた。

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2016年10月25日のニュース