坂本冬美 休演中のおりも政夫に「バッチリの体調で戻っていただきたい」

[ 2016年10月1日 16:36 ]

「歌手生活30周年 坂本冬美特別公演」初日公演の囲み取材に応じた坂本冬美

 演歌歌手の坂本冬美(49)が1日、東京・明治座で開幕した「歌手生活30周年坂本冬美特別公演」初日公演後に囲み取材に出席。同公演に出演予定で、急性虫垂炎のため、開腹手術を受け休演中のフォーリーブスのおりも政夫(63)について「バッチリの体調で戻っていただきたい」と話した。

 歌手生活30周年を記念した同公演は、坂本にとっては2014年の大阪公演以来の2年ぶりの座長公演で、明治座での1人座長は01年以来15年ぶり。第1部「新版女の花道」の芝居と、第2部「艶歌(うた)の花道」のステージの2部構成となっている。

 初日を終え、坂本は「もう千秋楽のような気分。無事に初日を迎えることができてホッとしています」と笑顔。30周年を迎え、「まだまだ諸先輩方がいらっしゃるので、演歌の世界ではまだまだ若手ですので」。ここまで結婚もせず歌手生活をしてきたが、「(結婚のチャンスは)あったんですね。この話題はイタイと言われるので、封印させてください」と苦笑いを浮かべた。

 おりもは坂本演じる主人公・歌右衛門の後見・関三十郎役で、代役は別の配役だった高井清史(59)が務めている。公演スタッフによると、おりもの公演復帰の時期に関しては「病状を見ながら検討していく」という。おりもの体調の変化には「まったく(気づかなかった)。本当に前日まで一緒に合わせたりしていたので、全然普通だったので本当にびっくりした」と突然の休演に驚きの言葉。「おりもさんも回復へ向け頑張ってリハビリなさっているとお聞きしている」とし、「ただ立ち回りもあり、長台詞もあるので、万全の体調で戻ってきていただきたい。おりもさんは永遠のアイドルですから。ファンの皆さんのためにもまず療養していただいて、バッチリの体調で戻っていただきたい」とおりもの体調を気遣い、早期復帰を願った。途中からの出演についても「もちろんです」とキッパリ。「おりもさんが嫌だっていったら別ですけど。おりもさん、待ってます!」とメッセージを送った。

 おりもは9月24日夜、自宅で腹痛を訴えて都内の病院に緊急搬送。急性虫垂炎と診断され、同25日に開腹手術を受けたが、舞台は当面の間、休演することが決まった。1日に術後初めて自身のブログ更新し、「僕のいない間も皆さんに是非舞台を応援していただきたいです。僕も少しでも早く復帰出来るように頑張ります!」と早期復帰に意欲を見せていた。

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