朝ドラヒロイン、芳根京子　Ｊ１神戸戦セレモニー登場「貴重な経験」

＜神戸・川崎＞次の朝ドラ「べっぴんさん」の告知をする芳根京子

　３日スタートのＮＨＫ朝ドラ「べっぴんさん」（月～土曜前８・００）のヒロイン、芳根京子（１９）が１日、サッカーＪ１の「神戸―川崎」が行われたノエビアスタジアム神戸（ノエスタ）で試合前セレモニーに参加、主審にボールを手渡した。

　第２ステージで上位争いを繰り広げるチーム同士の激突とあって、試合前から盛り上がるスタジアムに、まさかの和服姿で芳根が登場すると大きな拍手がわき上がった。緊張した表情の芳根も「初めてこういうところにきましたが、スゴイんですね」と圧倒された様子。同作は神戸に本社を置く子供服メーカー「ファミリア」の創業者をモデルに、戦後の混乱期を生き抜いた女性の一代記で、放送開始を直前に控え「５月の末から毎日撮影してきたものを、やっと皆さんに見ていただけると思うとすごく楽しみです」とアピールした。芳根は先月６日、甲子園球場で行われた「阪神ー巨人」戦でファーストピッチセレモニーも行っており「あの時とはまた違う緊張感でした」と振り返った。

　着物は劇中で１度だけ着た衣装で「こんな場所に着物というのも珍しいし、いろんな人からステキな衣装を言われたので」と選んだお気に入りの１着。ピッチを去った後も「ドキドキがまだ止まらなくて…。本当に貴重な経験をさせて頂きました」と興奮した様子だった。