テントさんに200人が別れ…弟弟子ぜんじろう、追悼ライブを

[ 2016年10月1日 05:30 ]

テントさんの告別式で思い出話を語るぜんじろうと桂あやめ
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 27日に交通事故に遭い、65歳で亡くなった吉本興業所属の漫談家テント(本名・三浦得生=みうら・とくお)さんの葬儀・告別式が30日、大阪府八尾市内の斎場であり、師匠で元タレントの上岡龍太郎さん(74)、弟弟子のぜんじろう(48)、桂あやめ(52)ら200人が最後の別れを惜しんだ。棺には、愛用のストライプのステージ衣装などが納められた。

 ぜんじろうは8月19日に大阪・福島の「さばの湯温泉」でテントさんとファン約40人を前に初の「兄弟会」を開いた。「(上岡さんが引退して)残ったのは2人。2回目もやろうと話してたが、それが最後になってしまった」。芸人仲間でもめったに出会わないことから「ツチノコ芸人」と呼ばれたテントさん。「最近の名刺には“架空の人物”と書かれてた」と逸話を明かした。

 「40過ぎても手のかかる先輩でした。偏食家で、野菜が嫌い。でも、みんなが好きでした」。一緒に落語会も開催したあやめはしんみり。ぜんじろうとともに「追悼する会をやりたい。すぐにでもやりたい」と追悼ライブ構想を示した。

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2016年10月1日のニュース