IMALU「父の言葉を胸に」熱く語った“しくじり先生”反響続々…

[ 2016年8月10日 23:20 ]

明石家さんま(左)とIMALU

 タレントのIMALU(26)がツイッターで、自身が出演した番組への反響に、感謝を述べた。8日放送のテレビ朝日系バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル」に、“実力もないのに「親の七光り」と「コネ」だけで出て、1年で使い果たしちゃった先生”として登場。幼少期の苦労からデビュー時のエピソードや舞台裏などについて語り、熱のこもった授業を展開して大きな反響を呼んだ。

 父はお笑い芸人・明石家さんま(61)、母は女優・大竹しのぶ(59)。父の座右の銘「生きてるだけで丸儲け」から「いまる」と名づけられたが、2歳の時に2人は離婚。さんまが離婚のことも元妻や子供の話も面白おかしくテレビで話しており、嫌だと思うことも少なからずあったという。一方母は、舞台などが忙しく長期で家を空けることも多かったため、家では「一人、音楽にはまっていった」。高校進学時、カナダへ留学。「人生で初めて、“明石家さんまの娘”じゃない日々」を経験し、あっという間に3年が過ぎた。

 帰国後は、母のコネの力であっという間にデビューへ向けての準備が進み、初めてメディアに出るという前日、母の勧めで父に直接会って報告をすることに。すると父・さんまは、真面目なトーンで「一生懸命頑張ってきてる人の中に、お前は親の名前で入るわけやから、人の倍は努力せなあかんで」。それが初めての父からのアドバイスで、それ以降も一度も何も言われたことはないという。

 19歳、デビュー1年目にしてファッションモデル、連ドラ女優、CMやバラエティー番組出演、歌手などの大きな仕事を次々に経験。しかし、待っていたのは批判、バッシングの嵐だった。厳しい現実に直面したIMALUは「コネで出てるくせに、すべてが中途半端だった。何も結果が出せなかったのは、私の実力不足だった」と当時を振り返る。自分自身の力で戦ってみようと母の事務所から独立したのが23歳。自ら新しい事務所を立ち上げ、デビュー6年目の去年には、念願だった音楽番組のナビゲーターにも起用された。

 最後にIMALUは、「これからは、“人一倍努力しろ”という言葉を忘れずに、また“生きてるだけで丸儲け”という言葉を胸に、頑張っていきたいと思います」と宣言。放送が終わると、「しくじり先生見ましたよ 私も今一度仕事頑張ろうと思えました とても素敵な先生でした」「話が上手くて最後まで見入ってしまった」「IMALUはロック なんかファンになった」など、ツイッター、インスタグラムに好意的な声が続々と寄せられた。IMALUは、「想像以上の反応にびっくりでした。みなさんありがとうございます!」と感謝の気持ちをツイートしている。

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2016年8月10日のニュース