綾野剛 NYでの映画祭で受賞し凱旋「エンタメの底上げができたかな」

[ 2016年7月9日 12:59 ]

映画「日本で一番悪い奴ら」の大ヒットイベントに出席した綾野剛

 俳優の綾野剛(34)が9日、主演映画「日本で一番悪い奴ら」(監督白石和彌)が上映中の東京・丸の内TOEIで大ヒット記念の舞台あいさつを行った。

 綾野と白石監督は先月下旬、同作がオープニングを飾った第15回ニューヨーク・アジア映画祭に参加。綾野が、これからの世界的な活躍が期待される俳優に贈られる「ライジングスター賞」を受賞しての凱旋となった。

 客席通路をフラワーシャワーを浴びながら登場した綾野は、「エンターテインメントの聖地で、多くの方からパワーを与えていただいた。素敵な体験でした」と、クリスタル製のトロフィーを披露。白石監督も、「現地ではこっちで早く勝負しろ、という声も聞かれた。綾野くんは世界に羽ばたいていく役者になる」と絶賛した。

 綾野と大胆な濡れ場を見せた矢吹春菜(31)、瀧内公美(26)も祝福。フルヌードにも挑戦した矢吹は、「情報が入った時に胸がざわついた。素晴らしい作品に参加できて、人生の宝物になった。本当におめでとう」と笑顔。綾野は、「おかげさまで」と感謝した。

 同作は、点数稼ぎのためにやくざと関わり、覚せい剤に手を染めた北海道警察の実話に基づく物語。綾野は、「こういう作品が、多くの人に見ていただけているということで、少しでもエンターテインメントの底上げができたのかなと思う。いろんな人が覚悟を持って臨んだ作品。この思いを次の作品にも絶やさず、白石監督と次が代表作といわれるものを作っていきたい」と意欲を新たにしていた。

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2016年7月9日のニュース