野党を丸ごと口説いた!?民進、夜の会合で“石田擁立”肯定論続出

[ 2016年7月9日 06:20 ]

都知事選に向け意気込む石田純一
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東京都知事選

(14日告示、31日投開票)
 8日午前まで石田純一(62)の擁立に否定的な声が強かった民進党の東京都連は、石田の会見後の同日夜に会合を開き、一転して「石田氏でいいのでは」と肯定的な意見が続出した。

 野党4党に何の相談もない上に「統一候補なら」と一方的な条件を付けてきたやり方に「これじゃ政党のメンツ丸つぶれ」(民進党関係者)と憤っていたのが、なぜ急転したのか。

 「どんな質問にも笑顔で答え“誠実”なイメージを残した。これは候補者にとって最も重要だ」(民進党関係者)。一方で「具体的に何をしたいのか、会見では全く分からなかった。結果的に各党が“彼には乗れない”という要素が現段階で見当たらなかった。中でも共産とは考えが近かった」という。

 石田の知人は「結婚3回の女性遍歴で身に付いたのが“誠実”が売りの話術。会見を使い、見事に野党丸ごと口説いた」と分析した。

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2016年7月9日のニュース