長原成樹“プロ悪役集団”旗揚げ 舛添氏の参加熱望「もの凄い悪人顔」

[ 2016年6月21日 13:54 ]

「舛添、来んかい」と睨み付ける高山トモヒロ(左)と長原成樹

 舛添、来んかい―。吉本興業のタレント・長原成樹(52)が21日、プロの悪役集団「なんば悪役組合」を旗揚げした。強烈な個性を持つ悪役を世に送り出すことが目的の集団だが、政治資金問題で辞任した舛添要一前東京都知事(67)に「もの凄い悪人顔してた。ぜひ、来てほしい」とラブコールを送った。

 
 組合長に就任した長原によれば、これまでの吉本らしい「コメディ悪役」ではなく、大阪の人情味溢れる“ホンモノのワル”の「プロの悪役集団」を結成することが目的。芝居に加え、石原軍団のように、被災地での炊き出しなどボランティア活動にも乗り出す構えだ。
 
 組合員は公募。男女、プロアマを問わず未経験者も応募可能なオーディションを開催。小学1年から年齢の上限はなし。ただし、本物の暴力団関係者はお断りだそうだ。そのオーディションに舛添氏の参加を熱望した。「横領事件のお芝居なんかを。ああいう悪い顔をした人、面白い。いろんなパターンで使える。ああいう悪役をほしいですね」と長原。副組合長の高山トモヒロ(47)は「オーディションで若手の中に舛添さんがいたら面白い…」と楽しみにしている。国内だけでなく、海外進出も狙うが「(飛行機は)もちろんエコノミー。宿も民泊でいい」と長原は笑わせた。
 
 さらに舛添氏だけでなく、覚醒剤取締法違反で懲役2年6月(執行猶予4年)の判決を受けた元プロ野球選手・清原和博氏(48)についても「世間が許すなら、清原さんにも来てもらいたい。栄養剤の行商人とか…」とブラックな話も。22日から来月11日まで応募を受け付けて書類審査。16日に面接、発声などの2次審査を行い、合否を決める。9月11日になんばグランド花月で旗揚げ公演することも決まっている。
 
 「昔は川谷拓三さんや志賀勝さんら強力に頭に残っている人がいたけど、今の悪役は印象に残らない人が多い。大阪、難波から作って行けたら」と長原。関西版・悪役商会となるか。

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2016年6月21日のニュース