「笑点」視聴率 今世紀最高28・1%!瞬間最高30%超え 新メンバー&24時間TVランナー発表

[ 2016年5月30日 09:06 ]

放送後の記者会見に出席した(前列左より)春風亭昇太、林家三平、林家たい平(後列左より)三遊亭円楽、三遊亭好楽、林家木久扇、三遊亭小遊三、山田隆夫

 落語家の春風亭昇太(56)が大喜利初司会を務めた日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)が29日に放送され、平均視聴率が28・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが30日、分かった。二代目林家三平(45)の新メンバー加入と、林家たい平(51)が8月の「24時間テレビ39」チャリティーマラソンランナーを務めることが同時発表され、高い注目を集めた。

 桂歌丸(79)が司会を勇退した先週22日の27・1%を超え、今世紀番組歴代1位となる高数値となった。瞬間最高視聴率は午後5時56分、57分の32・3%だった。

 1966年5月15日の初回放送から50年間レギュラー出演した歌丸が先週22日、番組を卒業。後任の新司会者には昇太が選ばれ、大喜利回答者メンバーの席が1つ空いた。29日の生放送で三平が新メンバーに加わり「番組の偉い人から今日までしゃべっちゃダメだよとずーっと言われて、頑張って我慢してきました。ですから、うちの(女優の国分)佐智子、嫁も知りません。どうぞ、よろしくお願いします」とあいさつした。

 番組終盤には24時間テレビの総合司会を務める羽鳥アナウンサー(45)と水卜麻美アナウンサー(29)が登場し、マラソンランナーを発表。大役を引き受けた、たい平は「力不足であることは重々承知の上、一生懸命みなさまの思いを乗せて頑張りたいと思います」と涙目で決意を語った。

 新司会の昇太は「今後の笑点についてこうしましょう」とアイデアを出すお題で、三平に「笑点をよくするために、司会者にキャッチフレーズをつけましょう。うちの姉(泰葉)が独身チビ野郎と言ってました」と早速いじられ、座布団を全部取り上げるなど大役を卒なくこなして場を盛り上げていた。

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