【覆面座談会】前田健さん急死 最後の収録は自ら強く参加を望む

[ 2016年5月5日 10:35 ]

前田健さんが倒れた新宿3丁目の現場

 ゴールデンウイーク真っただ中でも、芸能ニュースはお休みしません。GW初日の29日に行われたDAIGO(38)と北川景子(29)の披露宴は、政界、芸能界などから500人以上が列席し、アトラクション満載。一方、俳優の伊勢谷友介(39)には新恋人が発覚。こちらはゴールインはあるのか?そんなトピックスの裏側にいつもの覆面メンバーが迫ります。

 本紙デスク 前田健さんの突然死はショックだった。

 ワイドショーデスク 働き盛りの44歳。天国に旅立つには早過ぎるよ。

 週刊誌記者 体調が急変したのが先月24日夜。イタリア料理店でパスタなどを食べ、店を出た直後に路上に倒れて嘔吐(おうと)。心肺停止の状態で病院に救急搬送され、26日未明に亡くなった。若いし、一時蘇生したという情報もあったから、回復すると信じていたんだけど。

 リポーター いつ「死」が訪れるか分からない。その事実を改めて思い知らされたよ。

 週刊誌記者 所属事務所から発表された死因は「虚血性心不全」。不規則な生活習慣や精神的ストレス、喫煙などで起こりやすく、中高年の男性に多く発症するといわれている。

 本紙デスク 前田さんも不摂生な暮らしは自覚していた。それでも不規則で多忙な仕事の中、生活を一変させるのは難しかった。とても人ごととは思えないよ。

 ワイドデスク 残念なのは、持病の不整脈を今月中に手術する予定だったこと。もう少し早ければと悔やまれる。

 週刊誌記者 体調急変の予兆もあったんだよね。

 リポーター 倒れた日は、テレビ朝日「金曜ロンドンハーツ」のスポーツ企画の収録に参加。午前中に50メートル走と走り高跳びを行い、昼の休憩時間に体調不良を訴え、医務室で医師の診察を受けていた。その時点ですぐに病院に行っていれば、あるいは違う結果になっていたかもしれない。

 本紙デスク 本人が収録参加を強く望んだみたいだよ。所属事務所の新年会でも、記者を見かけると丁寧にあいさつして気を使う人だったから、途中で現場を抜けることで共演者やスタッフに迷惑を掛けたくないという気持ちが強かったんだろう。

 週刊誌記者 親交のあった芸能人からは多くの追悼コメントが寄せられた。人望も厚かったんだね。

 ワイドデスク お酒は飲めないのにバーを経営していたこともあった。お笑いタレントだけでなく、映画監督や作家、ダンスの振付師など幅広い分野で活躍した。多才な人で、これからが期待されただけに本当に惜しまれる。

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2016年5月5日のニュース