清水富美加 日々変貌する“顔” 撮影が終わった瞬間は「うはぁっ!」

[ 2016年5月5日 12:30 ]

不思議さが魅力の清水富美加

清水富美加インタビュー(上)

 NHK連続テレビ小説「まれ」に登場するヒロインの友人、蔵本一子役で人気となった女優の清水富美加(21)。バラエティー番組や記者会見での、よくしゃべり、よく笑う、そのタレント性は、情報バラエティー番組初レギュラーのフジテレビ系「にじいろジーン」でもいかんなく発揮。女優としても、日本テレビ系連続ドラマ「世界一難しい恋」レギュラー出演、そしてカルトコミック映画化第2弾「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」(5月14日公開)へのヒロイン続投と躍進中だ。

 つかみどころがない。「自分でいうのも変ですが、今日はお上品モード。一応、女の子ですから感情の起伏は激しい方です。一定している時がないので、自分でも自分がよくわからないけれど」。そうやってこちらの表情をうかがうように笑われると、もっと分からなくなる。けれど、分からないから、不思議だから、もっと知りたくなるものだ。

 バラエティーや会見場で見せる自由奔放さは、ごく一部。撮影現場での顔はさまざまだ。「元気に過ごす現場もあれば、人と距離を取って内にこもる現場もある。以前ご一緒した方と再共演する時は“元気がないね、疲れているの?”と言われたり、“社交的になったね”と驚く方もいる。あまりの印象の違いに“この前は一体何だったの…”と思っている方も多いはず」と自らの変貌ぶりに苦笑い。

 しかしその変貌ぶりは女優としては武器にもなる。撮影が終わった瞬間は「急に目が覚めたような“うはぁっ!”って感じになる」と役への入れ込みようはかなりのもの。これからどのような役が回ってくるのか、あれこれ試したくなる。その意味では可能性が限りなくある女優といえる。

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2016年5月5日のニュース