小室哲哉 肝炎対策大使に就任「必ずお役に立てる」啓発の曲制作も

[ 2016年4月28日 17:47 ]

「知って、肝炎」肝炎対策大使就任式に出席した小室哲哉

 音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が28日、東京・厚生労働省で行われた「知って、肝炎」肝炎対策大使就任式に、歌手で俳優の杉良太郎(71)、俳優の石田純一(62)、歌手で女優の上原多香子(33)とともに出席した。

 2012年10月にC型肝炎を患い、約半年間、闘病した経験を持つ小室は今回、肝炎総合対策推進国民運動特別参与である杉から、「知って、肝炎」肝炎対策大使に任命され、「十分お伝えできることがあるなと思っておりまして、大変光栄であるとともに、必ず何かお役に立てるなという気がしておりますので、これからまい進して努力させていただきたいです」と意気込みを語った。

 また、闘病中は薬の副作用を抑えるためにステロイドをうった影響で「荒くなったり、高揚して、TVにも出演していたんですけど『小室さん、今日荒いね』とか『いつもと違うね』と言われたこともありました。治療がつらかったという印象しかないですね」と回顧し、「(薬が開発されて)今はずいぶんと楽になっていると聞いておりますので、皆さんにその辺の知識を教えていただいて、皆さんにオススメしたいなと思います」と語った。

 さらに会見では、世界肝炎デーに向けて、小室がテーマソングを制作することが発表され、小室は「いろいろなワードやイメージなどを、杉さんのご意向も含めて作っていきます。音楽で検診を促すような、検診しようかなと思ってもらえるような曲になればいいなと思いますね」と打ち明け、その曲を杉が歌うことはないか質問された杉は「絶対なんですね」と否定して報道陣を沸かせ、「サポーター大使の方々が1フレーズずつ歌って、みんなが参加できる歌ができたらいいな」と要望すると、小室は「いいですね。では、(サポーターの)リストをいただいて考えます」と賛同した。

 世界保健機関(WHO)は2010年、世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を目的に、7月28日を「世界肝炎デー」と定めている。

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