高良健吾 給水ボランティア振り返る「今回だけで終わりとは考えてない」

[ 2016年4月25日 21:35 ]

「うつくしいひと」チャリティ上映会で上映後に募金活動をする(中央左から)行定勲監督、高良健吾、柴田隆浩

 熊本市出身の映画監督の行定勲氏(47)、俳優の高良健吾(28)、女優の橋本愛(20)の3人が25日、都内で開かれた短編映画「うつくしいひと」のチャリティー上映会に出席した。

 昨年10月に熊本にゆかりのあるキャスト、スタッフで撮影。草千里や夏目漱石記念館など、様々な熊本の名所でロケを行った。県から助成金が出ているため、上映して利益を得ることはできない作品。メガホンを取った行定監督は、「儲けをつくっちゃいけないから、それを義援金にあてる方法があるんじゃないかと思った」とチャリティー上映会を企画した。

 この日上映した新宿のテアトル東京は、217席と立ち見席の全チケットが完売。上映後には募金活動も行われた。

 映像には、地震で甚大な被害を受けた熊本城もしっかりと写っている。行定監督は「“記録する”という映画の良さが出た。いくら虚構でも、どんな物語だとしても、写っているのは昨年10月の熊本の空気と風景。熊本の人には“この風景を取り戻そうよ”と言ってる。熊本は凄く良い場所なので、(県外の)みなさんが来れる状況を作りたい」と熱弁した。高良も「熊本城は地元から近いし、みんなで集まる場所。あそこは早急に手をかけたいし、いろいろ参加して、熊本城に恩返ししてきたい」と話した。

 高良は18日から4日間、給水のボランティアを行った。博多からトラックを借りて現地入りし、菊池市の湧き水をタンクに積んで何度も熊本市内の避難所に運んだ。「必要なのモノが毎日変わる」と、避難所の状況が日々変化していくことを実感した。今後について、「(熊本には)たくさん行くと思います。今回だけで終わりとは考えてない。何ができて、返していけるのか。お金が必要ならどう集めればいいのか、常に仲間と話している」と明かした。

 橋本は「私の家族は、“やっとガスが通って温かいシャワーが浴びられて嬉しい”と言ってる」と明かし、「建造物の復旧や心のケア、安全に安心して暮らせるように助けになれればと思う。みなさんにも長くご協力お願いします」と訴えた。

 「うつくしいひと」の製作側には、全国の映画祭や映画館から「チャリティー活動をしたいので、映画をかけさせてほしい」という連絡が多く入っている。行定監督は「映画をかけて、義援金を募るということをやっていただけるならば、みなさんにお願いしたいくらい。少しでも熊本のためになるなら、僕らも誰かが出来る限り出向いていって、熊本の良さを訴えたい」と力を込めた。 

 監督自身も16日未明の本震に現地で遭遇した。「熊本の人には“自分達で復興の道を歩こうとしてくれ。だけど、無理はしないでくれ。こうやりたいと言ったら、手助けできるから”と言っている。支援して下さる方には本当に感謝しています」と話した。

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