木村佳乃 体当たりロケで新境地 ギャップ話題も「あれが素の私」

[ 2016年4月19日 09:10 ]

女優としても母親としても輝きを増している木村佳乃

 女優の木村佳乃(40)が清楚(せいそ)で高貴なイメージを一変させている。バラエティー番組で熱湯風呂に入り、バンジージャンプに挑むなど、芸人顔負けの体当たりロケに挑戦。そのギャップが話題を呼んだが「実はあれが素の私」と明かす。私生活では2女を思いっきり叱りつける熱血ママ。素顔は人間味にあふれている。

 2児の母とは思えないほどスレンダーな体形。気品漂うたたずまいは、まさに「セレブ妻」といった印象だ。しかし、体当たりロケの話題に及ぶとニヤリと笑い、いたずらに成功して喜ぶ少女のようにうれしそうに話しだした。

 「驚いたでしょ?私って実はああいう人なの。あれが生まれ持った性格で、普段もあんな感じ。私のことをスーッとした女優だと思っていた人たちに驚いてもらえてうれしかった」

 昨年1月、日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で熱湯風呂やバンジージャンプのほか、女性芸人との相撲やゲテモノ食いにも挑んだ。木村のイメージとかけ離れたはっちゃけぶりに、お茶の間はビックリ。一方で、多くの人が親しみやすさを感じ、好感度は上がった。

 「こんなに反響があるとは思わなかった。よく“あっ、イッテQの人だ”って言われるようになったし。たった1回の出演で、放送時間にしたら20分ぐらい。デビューして20年で、この20分が一番反響があった」

 その後、初めてバラエティーのMCに起用され、ビールを飲み干して「あー、たまらんなー」とワイルドに言うCMも始まった。新たな魅力を開花させ、仕事を増やしている。

 「バラエティーに出ようって思い立ったのは、育児でお休み中にテレビをたくさん見たことがきっかけ。私ってドラマしか出ていなかったから、小さい子供たちに全然知られてないと気付いて」

 2人の子を授かり、視野が広がった。「イッテQ」は自身も長女も小学生のめいも大好きな番組。収録に気合が入った。

 ≪夫への壮絶な復讐 ドラマでは“本気”≫木村がヒロインを務めるフジテレビ系ドラマ「僕のヤバイ妻」(火曜後10・00、初回は後9・00)が19日にスタートする。美しくも恐ろしい“ヤバイ妻”として、主人公の伊藤英明(40)が演じる夫へ壮絶な復讐(ふくしゅう)を遂げていく。「血だらけになったり、指の爪が剥がれたり、ゾンビみたいになったり。殺されそうにもなるし、ヤバイんです」。伊藤とは4度目の共演で「気心が知れているので、凄くやりやすい」と話した。相武紗季(30)浅香航大(23)らが出演。

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