３・11が誕生日　白鵬、篠田麻里子、土屋アンナ…特別な日への思い

（左上から時計回りに）白鵬、奥山佳恵、篠田麻里子、土屋アンナ

　２０１６年３月１１日。東日本大震災から５年を迎えたこの日、多くの著名人がツイッターやブログなどのＳＮＳで追悼メッセージや被災地への思いをつづった。中でも３月１１日が誕生日の有名人にとっては、“特別な日”への思いがより強い日だろう。

　８５年３月１１日生まれの大相撲の横綱・白鵬（３１）は１０日に自身のブログを更新。「明日あの大津波から５年が経ちます。以前から震災復興支援に心ざしてまいりました。明日３月１１日は私にとって、大事な日。そして一生忘れてはいけない５年前の３月１１日。微力ながら東日本を応援しております」と今後も被災地支援を継続することを誓った。

　７４年生まれの女優・奥山佳恵（４１）はブログで「きょうは３月１１日。誕生日であるのと同時に『生きている』ことを考える日。いま、目の前にあるしあわせにたくさん気がつこう。じゅうぶん、しあわせであることを知ってこころから感謝をしよう。（中略）そんなことを思いながら洗濯物の山をたたみました」と平穏な日常生活への感謝の気持ちを記した。

　８４年生まれの女優・土屋アンナ（３２）は８日に石巻を訪れ、チャリティープロジェクトに参加した。ブログでは「また石巻にきます。またみんなで一緒に笑いましょう。３月１１日　忘れてはならない日　まだまだ皆さんのチカラが必要です！」と呼び掛けた。

　世間には３・１１だから誕生日を祝うことは…と自身のメモリアルデーを素直に喜べない人もいるかもしれない。そんな思いを抱える人へ８６年生まれの女優・篠田麻里子（３０）はツイッターでメッセージを送っている。

　「犠牲となられた皆様へご冥福をお祈りいたします。（中略）１日１日を大切に生きること生かされてることありがとう。命についてとても考えさせられた日でもある今日。そして今日という日に誕生した命、、、何も特別なことはない悲観することもない今日という日に誕生の方皆さんへおめでとうございます」。