徳永英明 もやもや病の手術受けていた 経過は良好、4月復帰へ

[ 2016年3月3日 15:00 ]

もやもや病の手術を受けていたことを発表した徳永英明

 歌手の徳永英明(55)が脳血管障害のもやもや病の手術を受けていたことが3日、分かった。所属のレコード会社がこの日発表した。

 2月22日に脳梗塞発症予防のため左複合バイパス手術が行われ、無事成功した。術後の経過もよく間もなく退院できる見込み。3月いっぱいはリハビリを兼ねた療養のため活動を休止し、4月に復帰の予定。徳永はレコード会社を通じ「おかげさまで手術も成功し現在療養させていただいております。関係各位の皆様にはご迷惑をおかけし、またファンの皆様にもこのような形での発表により大変心苦しく思っております。一日でも早い復帰に向けて療養しておりますので、もうしばらくお待ちください」とコメントを発表した。

 徳永は2001年5月にもやもや病のためコンサートツアーを休止し療養、1年半後の2002年11月に復帰を果たした。2月19日に行われたフジテレビの音楽番組「MUSIC FAIR(ミュージックフェア)」2600回記念コンサートに出演予定だったが体調不良のため、出演を見合わせていた。

 もやもや病とは脳に起こる血管障害で、脳底部に異常血管網がみられ、画像ではたばこの煙のように血管がもやもやして見えることからこの病名がついている。

 徳永は1986年デビュー、これまで「レイニーブルー」「輝きながら…」「夢を信じて」「壊れかけのRadio」などのヒット曲に加え、カバーアルバム「VOCALIST」をリリースするなど第一線で活躍。NHK紅白歌合戦にも2006年の初出場から昨年まで10回連続で出場している。今月9日には新曲「君がくれるもの」、4月にはデビュー30周年を飾るアルバム「ALL TIME BEST Presence」をリリース予定。

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2016年3月3日のニュース