“弟分”小田氏が明かす清原容疑者の素顔 現役時代のいじりは「愛情表現」

[ 2016年2月21日 13:58 ]

05年のオープン戦終了後、巨人・小田幸平捕手(左)に蹴りを入れながら出迎える清原和博容疑者

 巨人、中日でプレーした野球評論家の小田幸平氏(38)が21日放送のテレビ朝日「サンデースクランブル」(日曜前11・45)に出演。覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)についてコメントした。

 小田氏は98年にドラフト4位で巨人に入団。97年に巨人に移籍してきた清原容疑者とは7年間一緒のチームでプレーした。小田氏は同じ関西出身ということもあり10歳年上の清原容疑者に気にかけてもらったといい、「見ているだけの人には『いじめられてるだろう』って言われましたが、僕は愛情表現だと思った。よくしてもらったなと思います」と現役時代の関係について語った。

 18年来の“弟分”であった小田氏は清原容疑者について「シーズン中に後輩を連れ出すことはあまりなかった。その後輩が飲んだ次の日の試合で駄目な結果になり、2軍に落とされるのがイヤだと言ってました」と後輩思いな一面を明かした。

 最後に会ったのは「2カ月くらい前」で、変わった様子は「全然なかった」という。「何回も嘘であってくれ、夢であってくれと思ったのですが…」と法を犯した清原容疑者の過ちを嘆いた。

 「ルールを守らなかった罪は償わないといけないと思います。それを償ってから、僕の頭の中の“清原和博さん”とお会いしたいです」と更正を願っていた。

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2016年2月21日のニュース