橋本愛&宮崎あおい初共演 10歳差だけど母娘役

[ 2016年2月16日 05:30 ]

映画「バースデーカード」に主演する橋本愛

 橋本愛(20)と宮崎あおい(30)が、初共演で母娘役を演じる。橋本の主演映画「バースデーカード」(10月公開、監督吉田康弘)で、オリジナル脚本の感動作。亡くなった母から届くバースデーカードでさまざまなことを学び、大人の階段を上る少女の姿を描く。

 がんを患った芳恵(宮崎)と、娘の紀子(橋本)の母娘の物語。芳恵を10歳の時に亡くした後、紀子が毎年の誕生日に手にするバースデーカードには、12歳の時はお菓子のレシピ、14歳ではキスの手ほどきなど、細かなことが書かれていた。成長を見届けられない母から娘に向けた手紙。橋本は「止まったままの母と成長し続ける娘の、とても前向きな2人の映画」とPRした。

 撮影は昨夏。作品に真正面から向き合い、橋本は「思春期に反抗しないのは変」と脚本にも意見した。宮崎は病気を患う母親を演じるため絶食。「車のドアを開けられなくなるぐらいに痩せ細っていた」(関係者)というほどだった。

 子役が幼少期を演じ、母親が若くして亡くなるため、10歳差の2人が演じる母娘の共演は1シーンのみ。橋本は「記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた」と感動した様子。宮崎は「出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらも素敵な女の子になってくれて安心しました」と笑顔を見せた。橋本の父をユースケ・サンタマリア(44)、弟を須賀健太(21)が演じる。

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