NHK会長 相次いだ不祥事に陳謝「私としても大変ショック」

[ 2016年2月4日 15:33 ]

渋谷区神南にあるNHK放送センター

 NHKの籾井勝人会長(72)が4日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、危険ドラック所持などのアナウンサー逮捕、記者によるタクシー券の私的利用、子会社社員の着服問題といったNHKおよび関連会社で不祥事が相次いでいる問題で「誠に申し訳なく思っております」と陳謝した。

 会見冒頭で、籾井会長は一連の不祥事について「NHKならびに関連団体で不祥事が相次ぎ、誠に申し訳なく思っております。視聴者の皆さんにはご心配をおかけして心からお詫びを申し上げます」と謝罪。「NHKアイテックの問題、タクシー券の不適切利用の問題、さらにアナウンサーによる危険ドラッグ使用での逮捕はいずれもあってはならないこと。私としても大変ショックを受けています。視聴者の皆さん、関係者の皆さんに言い訳できるような問題ではない」と私見を述べた。

 同局のアナウンサーの塚本堅一容疑者(37)が危険ドラッグの所持および危険ドラッグを作ったとして、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された。これについては「捜査当局の対応を見極めたうえで、厳正に対処します」とコメント。「コメントする言葉もないぐらい」としつつ「NHKの職員であるという誇りというか、プライトを持ってもらって、そういうことが起こらないようにしていくしかない。ただ、これは完全な犯罪。法律に違反した犯罪なので、職員のプライドにかけたい。会長、ならびに役員からも日々そういうことをリマインドしていきたい」と話した。

 タクシーチケットの不正利用については「使用後のチェックを実行するように通達を出した。抜本的な対策の検討を進めている。ある意味でも起こりやすい問題だとは思う。しっかりとした管理をして、チケットがそういうふうに使われないように気をつけていくことだと思う」とした。今月から全国調査を始めているという。

 また、関連会社のNHKアイテックでの不正については「緊急対策として本社が認めなければ支社からの支払いを処理できないようにした。これは新たなことが起こらないようにとの緊急対策」と緊急対策を取ったことを報告。「不正の原因を明らかにすると同時に、管理職の責任を明らかにするとともに、業務をゼロベースに直し、組織のあり方について検討しております。不祥事が起こる前から関連会社の組織の見直しは検討していたが、これを可及的速やかに実行していく」とし、同不正については「調査チームの調査を来週発表する」とした。

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