橋本環奈 17歳誕生日に武田鉄矢から“贈る言葉”、感激「一生私の先生」

[ 2016年2月3日 20:01 ]

映画「セーラー服と機関銃-卒業-」完成披露試写会に出席した橋本環奈

 アイドルグループ「Lev from DVL」の橋本環奈(17)が3日、初主演映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(監督前田弘二、3月5日公開)の都内で行われた完成披露試写会で共演の長谷川博己(38)、武田鉄矢(66)らと舞台あいさつに立った。

 「武田さんが私と50歳離れていることをきょう知って、一番ビックリした」というように、年上での男優陣に囲まれ、本格的な演技に初挑戦した橋本。しかも、かつて薬師丸ひろ子(51)らが演じた目高組4代目組長・星泉という役どころで、「素晴らしい俳優部の皆さんは、いるだけで圧がすごかった。ウッと負けそうになったこともあったけれど、楽しく全力で立ち向かえていけました」と胸を張った。

 特にクライマックスでの名セリフ「カイカン」はなかなか前田監督のOKが出ず、若頭役の武田が思わず「やりたいようにやっていいんじゃないの」とアドバイス。これは武田自身が俳優デビュー作「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)で、故高倉健さんに気を使ってもらった経験を踏まえ「機関銃をぶっぱなしながらのセリフだし、火柱もめちゃめちゃ立ってハンパじゃない状況だった。健さんの教えを少しでも若い人に渡していかないとと思い、監督とは逆のベクトルのことを言ってあげた」と説明した。

 また、この日は橋本の17歳の誕生日で、チョコレートで機関銃を作った巨大ケーキでサプライズ祝福。さらに、観客が「組長、お誕生日、おめでとう」の声をかけ、武田は「環」の字の由来を用いて「衣をまとって願いを込め王への道を歩きはじめたあなたを、私は見ていますよ。17歳、頑張って」と“贈る言葉”をささげた。

 橋本は思わず声をつまらせ、「身に余るお言葉です。武田さんは一生、私の先生です」と感激の面持ち。そして、この日会場に招待した両親にも感謝しつつ「人生の中でただひとつの初主演映画。夢の途中だったものが形になりました。そして夢の幕開けとなります」と言葉に力を込めていた。

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