綾瀬はるか ハマって驚いた「海街diary」しっかり長女

[ 2016年1月21日 06:00 ]

女優主演賞を受賞、作品への思いを語る綾瀬はるか

2015年毎日映画コンクール

 【女優主演賞 綾瀬はるか】「私とはかけ離れた役」。綾瀬が天真らんまんな素顔を封印して、4姉妹のしっかり者の長女・幸役を頼もしく演じ切り、初受賞した。

 意外なキャスティングと思った。最初に聞いた時は「幸姉が私?次女か三女じゃないじゃろか」と、思わず広島弁で(事務所の人間に)確認するほど驚いた。奔放な性格の次女役を長澤まさみ、屈託のない三女役を夏帆(24)、大人びた部分がある四女役を広瀬すず(17)が演じた。母親役の大竹しのぶ(58)からは「はるかちゃんと、まさみちゃんの役、逆なんじゃないの?」と言われたという。

 「そりゃ私も是枝(裕和)監督に(起用理由を)聞きました。そしたら説明してくれたんだけど…内容は忘れちゃいました」。愛きょうたっぷりの天然ぶりと、しっかり者の幸がやっぱりどうしても結びつかない。

 役柄は監督と一緒に作っていった。撮影序盤、何度も繰り返したのが「しょうゆかけすぎ!」と、食卓で妹たちをたしなめる場面。「下の子に怒るとか経験がなかったので気恥ずかしかった。言いながらびくびくしてました」。声のトーン、妹とのバランス、間の取り方…さまざまなパターンを試していくうちに「自然に入りやすくなっていった」。最後は「自分にも意外とこういう面があるのかも」と思えるほどに変化を感じたという。

 妹役の3人とは、カメラが回っていない時も触れ合った。「普段から本物の姉妹みたいにおしゃべりしていたから、よりナチュラルにできたのかも。姉妹のシーンは演じるというより、いつの間にか撮られていたという感覚でした」

 この作品が30代に入って初めての主演映画だった。「カンヌ国際映画祭に連れて行ってもらえたし、出会いも多かった。新しいスタートを切ったと思えるような作品になりました」

 女優・綾瀬はるかは新たなステージに入った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2016年1月21日のニュース