加藤シゲアキが母校凱旋、就活の後輩に金言「とにかく一生懸命」

[ 2015年12月26日 19:19 ]

映画「ピンクとグレー」×大学生 世界を変える討論会に出席した行定勲監督

 「NEWS」の加藤シゲアキ(28)が26日、都内で映画「ピンクとグレー」×大学生 世界を変える討論会に出席した。

 加藤は同映画の原作者として、母校青山学院大学に“凱旋”。メガホンをとった行定勲監督(47)と共に120人の学生の質問や相談に答えた。就活を控えている学生から「自分を見せる方法、アピールする方法」を問われると「こういう職業をやっていながら、自分をアピールするのは得意じゃない。人前に出るのはやっぱり怖い」と意外な一面を明かし、「自分を良く見せようと、ちょっとカッコつけたりして自分らしくなくなってしまうのは嫌なので、実績を積んで自信を持つことだと思う。そして自分はこの世に一人しかいないと思い込む。そうすれば、誰にどう思われようが、やりたいことができる」とアドバイス。「自分に自信をつけるにはどうしたらいいか?」という悩みには「とにかく一生懸命やる。それを自信に変えていくしかない」と語った。

 また映画の内容にちなみ、人生のターニングポイントを聞かれた行定監督は「子供の時、黒澤明の『影武者』の撮影を忍び込んで見たこと」と告白。「黒澤監督は見てない。スタッフを見たんだよね。それに憧れた」と明かし、「黒澤明に憧れてたらここにいないですね。みんな黒澤明に憧れるからダメになる。無理だよ。黒澤明になんてなれっこない」と持論を語り、「俺はスタッフを見たから。それからは映画に一直線」と自信のルーツを明かしていた。作品は来年1月9日公開。

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2015年12月26日のニュース