寛美さん演目で演劇部門大賞…扇治郎「感謝」文化庁芸術祭賞

[ 2015年12月26日 08:15 ]

文化庁芸術祭の大賞を受賞し、おどける藤山扇治郎と渋谷天外(左)

 松竹新喜劇の名作「はるかなり道頓堀」が文化庁芸術祭賞の演劇部門で大賞を受賞し25日、劇団代表の渋谷天外(61)が藤山扇治郎(28)とともに大阪市内で会見した。

 2人は来年1月1日、京都南座で開幕する「新春お年玉公演」(7日まで)のけいこ中。天外は「今からが出発点と思い気を引き締めたい」とコメント。一方、祖父の藤山寛美さんも演じた役での受賞に扇治郎は「台本を頂いた時は長い芝居やし、あんまり好きな芝居じゃなかったんですけど本当にありがたい」と感謝。

 同作は11月に大阪松竹座で上演された。

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2015年12月26日のニュース