寂聴さん“万年筆女王” 93歳、小説執筆中「ぜひ仕上げたい」

[ 2015年11月25日 05:30 ]

万年筆を手に笑顔の瀬戸内寂聴さん(左)と松坂慶子

 万年筆が似合う著名人に贈られる「万年筆ベストコーディネイト賞2015」の表彰式が24日、都内で行われ、作家の瀬戸内寂聴さん(93)、女優の松坂慶子(63)、子役でフィギュアスケーターの本田紗来(8)らが登壇した。

 瀬戸内さんは昨年、腰部の圧迫骨折で半年以上入院。退院前の検査で胆のうにがんが見つかり、全身麻酔による摘出手術を受けた。「毎日笑って過ごせています」と回復は順調の様子。既に「命」とタイトルをつけた小説を執筆中で「93歳で現役で小説を書いている人はいないから、ぜひ仕上げたい」と話した。この日はパーカーの高級万年筆(10万円相当)を贈られた。

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2015年11月25日のニュース