美川憲一 “2億円超裁判”控訴審 双方とも和解勧告を拒否

[ 2015年11月25日 14:10 ]

美川憲一

 歌手・美川憲一(69)と個人事務所が、前所属事務所から約2億1000万円の損害賠償などを求められた訴訟の控訴審口頭弁論が25日、東京高裁で開かれた。

 美川が所属していた芸能プロダクションが、無断で独立したのは契約違反だとして美川と個人事務所に計約2億1000万円の支払いを求め訴訟。今年7月、東京地裁は「プロダクションも独立に同意していた」として請求を棄却し美川の勝訴となったが、前所属事務所側が、判決を不服として控訴していた。

 この日、美川は姿を見せず、双方の代理日との弁護人が出廷。裁判長が和解を勧告したが美川側は「こちらから金銭を払うことには応じられない」とし、原告側も「金銭をもらえないのであれば和解のテーブルをつくことはない」と、双方ともに応じることはなかった。美川側が提出した公文書には、裁判が早く終わり芸能活動に専念したいという美川の悲痛な訴えが書かれたという。

 訴訟は結審。判決は来年1月26日。

 

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2015年11月25日のニュース