神田沙也加 雨中のイベントに大はしゃぎ「テンション上がる!」

[ 2015年8月30日 12:50 ]

映画「GAMBA ガンバと仲間たち」完成披露イベントでウォーターキャノンの演出にはしゃぐ神田沙也加

 女優で歌手の神田沙也加(28)が30日、東京・ららぽーと豊洲で行われた3DCGアニメ映画「GAMBA ガンバと仲間たち」(10月10日公開)の完成披露イベントに登場。雨の中でのウォーターキャノン砲にテンションを上げた。

 残暑を吹き飛ばそうと企画されたものだったが、この日は朝から生憎の雨。東京湾を背にした屋外ステージで、ウォーターキャノン砲がド派手に地上30メートルまで水柱を吹き上げて激しく水を降らせるも、参加した30人の子どもたちからは思わず「寒い」の声が上がった。これにはガンバ役の梶裕貴(29)も「晴れてさえいれば…」と苦笑い。ただ、神田は「こんな天気だけどテンション上がる!」と大はしゃぎで、満面の笑みで明るく盛り上げた。

 イベント後には完成披露舞台あいさつも行われ、神田、梶のほか、ガンバの耳としっぽをつけた“正装”姿の小川洋一総監督、河村友宏、小森啓裕両監督も登壇。ヒロインの潮路を演じた神田は「完成したぞ!という気持ち」と晴れやかな表情。オファーには「すごくびっくりした。私でいいのかなと思った」という神田だが、「キャラクターが本当に出で立ちからかわいらしくて、この子の声をやれるんだと誇りに思った。この作品の一部になれてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 まだ3Dでの完成作品を見ていないといい、「ぜひ3Dで見たい。(完成披露で鑑賞した)お客さんがうらやましい」。神田演じる潮路以外のキャラクーはすべて男性。自身の好みを聞かれ、「原作を読んだ時はガクシャさんがかっこいいと思ったけど、映画を見たら、ガンバの頑張りとアクションの躍動感がかっこいい。いまはガンバでお願いします」。これには梶も「お情けをいただけて…」と照れ笑いを浮かべていた。

 斎藤惇夫氏の児童小説「冒険者たちガンバと15ひきの仲間」が原作で、1975年に放送されたテレビアニメ「ガンバの冒険」が3DCG版として復活。制作は「ALWAYS三丁目の夕日」「STAND BY MEドラえもん」などを手掛けた白組が担当。脚本はヒットドラマドラマ「リーガルハイ」などで知られる古沢良太氏がアニメ作品の脚本に初挑戦。シリーズのアニメ映画としては1991年に公開された「ガンバとカワウソの冒険」以来24年ぶりとなる。

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