山本美月 職人肌のリケジョでオタクです「声優の仕事きたら…」

[ 2015年8月30日 12:00 ]

秋色の衣装でシックな雰囲気を漂わす山本美月
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 甘い顔立ちからは想像がつかない職人かたぎ。ファッション誌「CanCam」の表紙を飾る専属モデルで、女優としてもステップアップ中の山本美月(24)は、スポットライトを浴びて満足するのではなく、作品というモノ作りにこだわっている。アニメや漫画好きの“オタク”な一面や、農学部卒のリケジョで、自宅で食虫植物を栽培する一風変わった素顔も語った。

 1メートル67のスラリとしたスタイルとキュートな小顔で、同世代の女性に大人気。「CanCam」ではフェミニンな“可愛い系”のファッションを担当。雰囲気もおっとりとしているが、話していて伝わってくるのは芯の強さだ。「雑誌の撮影は好きだけど、ファッションショーは得意じゃないんです。ショーやバラエティーみたいに1回やってパッと消えちゃうより、みんなで意見し合いながら一つのモノをつくることが好き」。

 小中学校時代から図工や美術が得意で「こつこつ何かを作ったり、目的に向かって進むのが好き」という職人肌。「ヘアメークやスタイリスト、カメラマンもやったら、はまっちゃうタイプ。たまたま出る側になっただけで、裏方の仕事も執着して楽しくできたと思います」と笑顔で話した。

 もちろん、演技の仕事にも全力投球している。公開中の映画「東京PRウーマン」では初主演を果たし、「短期間で撮影が終わる共演者の方になるべく話しかけたりしました」と、しっかり者の座長ぶり。銀行からPR会社に転職し、失敗しながら成長する役どころで「あんなにお調子者でもドジでもないけど、天職に就けたという点は、私も自分の仕事が天職だと思えているので共通するかな」とニッコリ。自身も仕事で失敗した経験があり「遅刻が凄く嫌いで絶対にダメだと思っているのに、4、5年前に1回だけCanCamの撮影に遅刻しました。体調が凄く悪くて寝坊してしまって…。大泣きしながら“すいません”って謝りました」と明かした。

 子供の頃から漫画やアニメが大好き。今でも複数のアニメを録画してチェックしている。ただアニメの声優は未経験。「仕事にしてしまうと、アニメを見てる時に声優さんのお芝居が気になってしまいそうで怖い。でもオファーがきたら受けると思います。女の子からモテる少年の役がいいな」と声を弾ませた。

 ≪ファンは心配!?男友達ばっかり居酒屋で飲み会≫大学時代の友人とは今でも仲がいい。「理系だから男友達ばっかりだけど、みんなで普通の居酒屋で飲みます。会社員の話とか芸能界では聞けないような話もいっぱい聞けるし、テレビを見ている人たちの意見も聞けるのは大事。大学時代の経験は凄く貴重だし、大学に行ってよかったなと思います」と話した。

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