サザン 22年ぶり武道館で37曲!ビートルズ「HELP!」も披露

[ 2015年8月19日 05:30 ]

日本武道館公演で全国ツアー最終公演を行ったサザンオールスターズ。客席に笑顔であいさつする、左から、関口和之、原由子、桑田佳祐、松田弘、野沢秀行

 5人組バンド「サザンオールスターズ」が18日、全国ツアーの最終公演として、東京・北の丸の日本武道館で22年ぶりのコンサートを行った。

 武道館にとっておきの曲を用意していた。「ビートルズやってみようか」。中盤のトーク中、ボーカルの桑田佳祐(59)がけしかけた。沸く観客に披露したのは、49年前に同所で来日公演を行ったザ・ビートルズの「HELP!」(65年発表)。心地よいリズムに観客は酔いしれた。

 ビートルズに多大な影響を受けた桑田。音楽に興味を持ったのは、姉・えり子さんが集めていたビートルズなどのレコードがきっかけだ。

 忘れられない曲がある。66年6月29日のビートルズ来日時、4人が乗った車が羽田空港からパトカーに先導されて走る様子を、10歳の桑田少年はテレビで見た。その際に流れた曲「ミスター・ムーンライト」に衝撃を受けた。「体に電気が走り、人生が変わった」といい、桑田を音楽に傾倒させた瞬間だった。

 歌い終えるや、桑田は「これが一番楽しかったりして」と満足げ。ステージ上で全員が腰を90度に曲げたおじぎも、ビートルズをまねて行った。

 3月発売のアルバム「葡萄(ぶどう)」のタイトルにちなんだ、93年2月以来の武道館公演。約4時間の熱演で、「みんなのうた」「真夏の果実」など37曲を披露した。桑田が「またサザンオールスターズのライブで!還暦になっちゃいますけど」と再会を約束すると、1万2000人の観客は大歓声で応えた。

 「甲子園には魔物がいると言いますが、ここ武道館には神様がいます」と桑田。ビートルズという“音楽の神様”が立ったステージで、10年ぶりのツアーを締めた。

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