マキタスポーツ 初主演連ドラに自信も監督にダメ出し「現場投げ出した」

[ 2015年8月10日 19:43 ]

初主演ドラマ「PANIC IN」の舞台あいさつを行ったマキタスポーツと第1話のヒロインを務めた藤井美菜

 お笑い芸人で俳優、ミュージシャンのマキタスポーツ(45)が10日、連続ドラマ初主演となるBSスカパー!「PANIC IN」のDVDボックス発売を記念した都内での特別上映会で舞台あいさつを行った。

 危機的な状況に巻き込まれながら、毎回登場するマドンナのために奮闘する中年男を演じたマキタ。「コメディーなので見えないかもしれないが、命懸けでやりました」と強調した。

 毎回、過去の映画へのオマージュが取り入れられており、第1話は時速80キロ以下になると爆発するバスというキアヌ・リーブス(50)主演の大ヒット作「スピード」をイメージ。「僕がやることによって、監督のリスペクトがこんなにもねじ曲がってしまうのかと思うかもしれない。でも、そのチグハグさや違和感が面白さにつながっていればと思う」と話した。

 だが、第1話の演出のほかメイン監督を務めた鈴木太一監督(39)に対しては、「この人に最も困らされた。途中で現場を投げ出す時がある」とダメ出し。第2話などを手掛けた木村好克監督(41)が、「現場を訪れた時に長いカットの説明をしていて、途中で“ここから分からないから(カメラを)回そう”と言った時は衝撃を受けた」と暴露。するとマキタも、「投げ出すどころじゃなくて、ある時は“もう、面倒くせえ”って言った。現場が凍り付きましたよ」と容赦なかった。

 舞台あいさつには他に第1話のマドンナを務めた藤井美菜(27)、SABU監督(50)、永野宗典監督(37)が出席した。

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