元C―C―Bのキーボード田口容疑者、覚せい剤所持で逮捕

[ 2015年7月3日 05:30 ]

89年のC―C―B。左から2人目が田口容疑者

 神奈川県警は2日、自宅で覚せい剤を所持したとして、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、「Romanticが止まらない」などの作品で知られるバンド「C―C―B」の元メンバー田口智治容疑者(54)を現行犯逮捕した。「自分で使うために持っていた」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、2日午前11時35分ごろ、自宅で覚せい剤1・95グラム(末端価格13万6500円相当)を所持した疑い。

 中東系外国人の密売グループを捜査中の昨年11月、客として把握した携帯電話の番号が、今年4月になって田口容疑者のものと確認された。

 C―C―Bは89年に解散。田口容疑者はキーボードを担当していた。先月14日からバンドの復活ツアーが予定されていたが、ベースの渡辺英樹(55)が大動脈解離を発症したため急きょ中止になっていた。田口容疑者もツアーに参加予定で、公演関係者は「一番ステージを楽しみにしていた分、中止に最もショックを受けていた。リハーサルで特に変わった様子はなかった」と明かした。

続きを表示

2015年7月3日のニュース