米朝さん100日祭にざこばら一門30人 米団治「滞りなく…」

[ 2015年6月28日 09:23 ]

桂米朝さんの遺影を前に会見を行った長男の米団治

 3月19日に89歳で死去した上方落語家で人間国宝の三代目桂米朝さんの神道にのっとった100日祭が27日、尼崎市内の自宅で営まれ、その後、長男・桂米団治(56)が会見を行った。同日は米朝さんの絹子夫人(享年88)の一周忌でもあったため、「滞りなく終えました。たまたま重なったのできょうで良かった」と安どの表情を見せた。

 この日は親族を含め、桂ざこば(67)ら一門の約30人が集まった。米団治は100日を「あっという間でした。家は散らかったまま。形見分けはお盆あたりです。もめるかもしれませんね」と冗談を交えながら振り返った。8月16、17日には大阪・サンケイホールブリーゼで「桂米朝追善 米朝一門会」も開催。「(米朝さんの)生前にまして一門がまとまっている。あちらから作配しているのかな」と笑った。

 自宅にある大量の落語資料などは自宅を資料館として公開する案もある。「これからみなさんのご意見を聞いて」と話し、一部は8月の一門会で展示される見込みであることも明かした。

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