桂文枝ら「大須演芸場」こけら落とし興行出演 商店街「お練り」も

[ 2015年6月15日 18:44 ]

「大須演芸場」こけら落とし興行に出演する桂文枝

 今年秋に再オープンする東海地方唯一の常設寄席「大須演芸場」(名古屋市中区)の運営会社が15日、9月22日からのこけら落とし興行に、東西の落語協会で会長を務める柳亭市馬と桂文枝が出演すると発表した。初日にはお膝元の大須商店街で落語家らによる「お練り歩き」も行う。

 再オープンの記念興行は9月30日まで。東京の落語協会から市場に加え林家正蔵ら林家一門、上方落語協会からは桂ざこばや桂米団治という大御所が駆け付ける。地元・名古屋で活動を続ける雷門獅篭らも出演する。

 10月以降も毎月上旬に1日2回の公演を行い、東西の落語家を招く予定。

 故・初代林家三平さんの妻で、大須演芸場の最高顧問を務める海老名香葉子さん(81)は「落語家の皆さんが復活を喜び、期待してくれている。全国の人たちに大須演芸場のことを知ってもらいたい」と話していた。

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2015年6月15日のニュース