羽鳥P語る「ようこそ、わが家へ」最終回 ニット帽男と明日香は…

[ 2015年6月15日 08:00 ]

15日に最終回を迎える「ようこそ、わが家へ」。沢尻エリカ演じる明日香とニット帽の男の関係は…(C)フジテレビ

 「嵐」の相葉雅紀(32)が月9初主演を務めるフジテレビ「ようこそ、わが家へ」(月曜後9・00)は15日、最終回(第10話)を迎える。主人公一家に嫌がらせをしたニット帽の男は誰なのか…。沢尻エリカ(29)演じる雑誌記者の「復讐」とは…。羽鳥健一プロデューサーが見どころを語った。

 TBS「半沢直樹」などで知られる直木賞作家・池井戸潤氏(51)の同名小説を原作に、ストーカーの恐怖と企業の謀略に立ち向かう家族を描くサスペンスタッチのホームドラマ。「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」など1990年代の数々の名作から「空から降る一億の星」「プライド」「Dr.コト―診療所」シリーズ、映画「冷静と情熱のあいだ」などを手掛けた中江功監督(52)の演出で、異色の「怖い月9」として話題を呼んだ。

 主人公・倉田健太を相葉、その家族を寺尾聰(67)南果歩(51)有村架純(22)、健太とともにストーカーを追う雑誌記者・神取明日香を沢尻が演じる。

 毎回驚かされるラストだが、前回(第9話)は特に衝撃だった。倉田一家の物語を執筆する明日香。「そして、すべてが終わった今、私はこの物語を書き終えようとしている。これは、ごく平凡な家族と、その家族を執拗に追い詰めたストーカーとの闘いの物語。そして、黒い感情に突き動かされ、復讐に走ってしまった愚かな私自身の物語である」。1枚の写真。明日香の隣には1人の男が映っている。その男は、健太が再会したニット帽の男と同じネックレスをしていた。明日香はニット帽の男と関わりがあるのか――。

 羽鳥プロデューサーは最終回について「たくさんの見どころに満ち満ちていて、どのシーンも見逃すことができません。端的に言えば『倉田家の皆さんが抱えている問題は最終的に一体どうなってしまうのか?』という問いに対する答えが展開されていくストーリーになります」と解説。「第9話のラストで明かされた明日香の『復讐』ってどういうこと?というのも大きな見どころの1つになるでしょう」と沢尻をキーマンの1人に挙げた。

 そして、最後はやはり座長・相葉。「すべての決着のカギを握っているのは『僕は臆病者』と言ってはばからない主人公・倉田健太です。彼の一挙手一投足と発するセリフにぜひ、ご注目ください。気弱で争い事が嫌いな普通の青年が『最弱のヒーロー』として周囲の人たちに影響を与えていくプロセス、そしてその姿にシンパシーを感じずにはいられないでしょう。そして、結果の良し悪しはともかく、その結末に思わず拍手を送りたくなるエンディングになっていると思います」とアピールしている。

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2015年6月15日のニュース