朝ドラ「まれ」第11週平均は19・5% 再び大台に迫る

[ 2015年6月15日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「まれ」の主演を務める土屋太鳳

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第11週の平均視聴率は19・5%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが15日、分かった。

 各日の番組平均は8日19・9%、9日%20・0%、10日17・8%、11日20・1%、12日20・1%、13日19・1%。週間平均は第1週20・6%、第2週21・0%、第3週19・7%、第4週19・9%、第5週18・4%、第6週19・2%、第7週19・2%、第8週19・7%、第9週18・3%、第10週19・1%と推移。第7週から「横浜編」がスタートした。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した篠崎絵里子氏(46)がオリジナル脚本を手掛ける。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋による作詞。9月26日まで、全156回。

 第11週は「泥沼恋愛チョコレート」。大悟(小日向文世)に認められ、ついにフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」でパティシエとして働くことになった希(土屋)。バレンタインを目前にして、大悟は希にチョコレートのテンパリング(滑らかにする作業)の習熟を命じる。さらに「恋を知らない人間においしい菓子は作れない」とバレンタインまでに恋をするよう告げられ、希は恋について初めて真剣に考える…という展開だった。

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2015年6月15日のニュース