河瀬直美監督 “26歳”の誕生日サプライズに感激「盆と正月一気にきた」

[ 2015年5月30日 17:11 ]

「あん」初日舞台挨拶に登場した(左から)永瀬正敏、河瀬直美監督、樹木希林、浅田美代子

 河瀬直美監督(46)の最新作「あん」が30日、全国76スクリーンで封切られた。東京・シネスイッチ銀座で行われた初日舞台あいさつでは、この日が誕生日の河瀬監督に映画の重要なアイテムであるどら焼きで作ったケーキをサプライズでプレゼント。「盆と正月が一気にきた感じ」と喜ばせた。

 主演の樹木希林(72)が「おいくつになったの?」と聞くと、河瀬監督は「26です」と堂々と虚偽の申告。樹木も異議を唱えることなく、「お若いのねえ。まだまだ頑張ってね」と祝福のエールを送った。

 さらに、歌手の秦基博(34)が主題歌「水彩の月」を生披露。河瀬監督が「一緒にお仕事をした打ち上げで、いも焼ちゅうで酔っぱらっているスキにお願いした」という書き下ろし楽曲で、「胸がいっぱい。特に“話せなかったことがある”という歌詞が良くて、勇気を持って生きていける思える映画のラストをつないでくれた」と感謝した。

 樹木はここでもマイペースで、「秦さんとマイクを交換してくださらない?」と注文。「だって、マイクに口をつけてしゃべっているんだもの」と理由を明かすと会場全体が大爆笑。秦も「胸がキュンとするんですけれど」とどぎまぎしていた。

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2015年5月30日のニュース