“ピアニスト”松井咲子 AKB卒業理由は「より音楽を学びたい」

[ 2015年5月30日 13:04 ]

卒業を報告した松井咲子

 AKB48の松井咲子(24)が卒業発表から一夜明けた30日、自身のブログを更新。卒業を決断した理由を説明するとともに、ファンやメンバー、スタッフへの感謝をつづった。

 松井は29日、東京・秋葉原のAKB劇場で行われたチームA公演でグループから卒業することを発表。公演後に更新したツイッターでは「夢に向かって今まで以上にがんばります」としていたが、ブログでは「AKBでやり残したことは今の私には無いかなって思いました」と率直な思いを告白し、「私個人としてはまだまだやりたいこと、やらなきゃいけないことっていうのがあって、それをこれからはより頑張りたいなと思ったので今回の決断に至りました」と卒業理由を説明した。

 松井は東京音大でピアノを専攻し、2012年10月にはアルバム「呼吸するピアノ」でピアニストとしてソロデビュー。ピアニストのデビュー作として初めてオリコン初登場トップ10入りの快挙を達成した。ピアノの腕前を生かした仕事が増えていく中で「より音楽を学びたいと思ったし、もっともっといろんなお仕事がしたい!と思いました」という心境に至ったことを告白。そして「何年かかってでも、またピアノのCDを出せたら良いなと思ってるし、だいすきなラジオのお仕事やいつかやりたいMCアシスタントのお仕事、ロケにもたくさん行きたい!!欲張りなので夢はたくさんあります AKBを卒業して幅も広がって、今までできなかったことができるようになるのかなって考えるとわくわくする」と前向きな選択であることを明かしている。

 「残り少ないAKBでの時間を楽しむつもりだし、今までしてこなかったけどメンバーにも少しだけ甘えてみようかなって思ってます」という松井。現在投票が行われている「第7回選抜総選挙」(6月6日開票)には立候補しておらず、卒業時期は未定となっている。

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2015年5月30日のニュース