ピース又吉、落選にも前向き「また書いていきたい」

[ 2015年5月14日 20:05 ]

映画「あなたのシンデレラ川柳コンクール」の表彰式に出席した、ピースの又吉直樹と宝塚元男役トップの大和悠河

 14日に発表された第28回三島由紀夫賞(新潮文芸振興会主催)で純文学デビュー作「火花」が惜しくも受賞を逃したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(34)が同日、都内で行われた「あなたのシンデレラ川柳コンクール」の表彰式に出席した。

 編集担当者から落選の報告を受けたという又吉は「候補に入れていただいたので、ちゃんと読んでもらえるんやと嬉しかった」と落胆よりも書き手としての手応えを明かし、決選投票での接戦だった事への感想を問われると「真剣に読んでいただけたのは嬉しい」とシミジミと喜んでいた。

 相方の綾部祐二(37)には「さっき仕事で一緒で“きょうだろ?”みたいな話はしました。この後も仕事で会うし、結果を知っているとは思うので、なんて言われるのか…」とリアクションに不安そう。それでも今回の結果に創作意欲も刺激されたようで「この作品も気合を入れて書いたけれど、せっかくなのでまた書いていきたい」といい、この日の王子ファッションにかけて「実家も貧乏で王子だった事は今までないけれど、王子に太刀打ちできる何かを持てたら」と前を向いた。

 ただイベント内容にかけて「今の気持ちを川柳で」などと無茶ぶりを受けると「時間をもらわないと難しい。それが一番傷つきますよ」とこの日一番の落ち込んだ表情を見せていた。

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